[(中止)幸水のジャム] (2015/09/08)

秋の代表的な果物の一つとして一度は梨のジャムを作ろうと思っていました。
元々水っぽくて香りも弱くザクッとした食感やほのかな甘味を楽しむ果物である
梨がジャムに向くとは思わなかったのですが、とにかくやってみないで
済ますわけにはいかないと考えていた…のですが…。


幸水。2個のうち1個をフードプロセッサで砕くことにしました。


皮を剥いて細かく切りレモン汁を加えてフードプロセッサで粉砕。
心配なのでこの時点で味見してみて…終了。

この時点でおいしくありません。水っぽくて甘味どころか味そのものが
ほとんどありません。香りや匂いも皆無です。元が梨だった名残の
ザラザラした粒子の口当たりはありますがそれがおいしいわけでも
ありません。これに砂糖やペクチン液を加えて甘さやとろみを付けても
「……」となるのは目に見えています。おそらく味だけでは元が何だったのか
判断するのも難しいでしょう。そんなものを作っても食べるのが苦痛な
だけです。というわけで幸水のジャムはここで中止、終了です。
多分二度とやろうとは思わないでしょう。同じジャムでも香りの高い
洋梨ならまだ何とかなるかもしれませんが今回ばかりはいかんとも
しがたい感じです。皆さんも普通の梨だけはジャムにしようと
考えるのはやめておくようにおすすめします。