[メカコレクション 宇宙戦艦ヤマト2199] (2015/6/5)

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30年以上の年月を越えて復活したメカコレクションの宇宙戦艦ヤマト。発売直後は
あまりに細密な表面ディテールに賛否が分かれたのも記憶に新しいところです。
昔のメカコレのヤマトもかなり優秀な出来でしたがこの2199版ヤマトは当時の
キットと比べると全体のラインがスムーズに繋がっていてややグラマラスな
雰囲気にまとまっていると感じます。

改造部分は多くありません。
艦首パーツ周りの合わせ目だけが
なぜか他の部分と比べて目立ったり
その部分の3つの凹みの形が不明瞭
だったりしたのでこれらを修整して
スジ彫りを追加した程度です。

プラモデルである以上どんなに精密でも
パーツの厚さには制約が存在します。
マスト関係のパーツに厚ぼったいものが
見受けられましたが細密な表面ディテールを
活かすことを優先してそのままとしました。

船体と艦橋や砲塔などのバランスは
色々な立場の多くの人がベストを
模索し続けてきた要素でしょうが
このキットではこんな感じです。
個人的には艦橋は文句なし、主砲塔は
もうほんの少しだけ小さいのが
ベストかなと感じます。

やや俯瞰する角度から。
このベースの形状は昔のメカコレを
リスペクトした結果なのでしょうか。
塗装は箱絵を参考にしました。
艦長室や艦橋の窓などの緑色は
塗るとうるさそうだったので
省略しました。

メカコレサイズでこれです。
全体にすばらしいこのキットですが
艦首パーツの合わせ目の他に
甲板前部の縁の部分だけが
分厚くて雰囲気を壊していたので
削り込んで修整しました。

このビシッと出た左右対称や
きちんと揃った中心線がキットの
良いところです。不用意に
改造したり、ましてフルスクラッチだと
こんな角度から見ると各パーツが
ズレズレで情けない思いを
したりします。

いやもう、本当に美しくまとまった
後ろ姿です。