[ミニ四駆 くまモンバージョン] (2014/11/30)

2014年夏にイベント限定品として発売されましたが予想以上の人気を受けて
一般販売となった品物です。モノとしては完全新作ではなく2011年に発売された
アスチュートオープントップというモデルの金型流用だそうです。何かテカテカな
物を作りたくなったのですが普通のカーモデルは内装の製作や細部の塗り分けの
手間があるのでもっと簡単なものをと模型店で見かけて気に入ったこれを買って
帰ってきました。そんなわけで特に凝ったことをする気は無かったので改造のような
ことは一切していません。ただ付属のマーキングシールは実験的に裏面の
糊と紙の層を剥いで表面の金属箔だけにして貼るということをしてみました。
その件については別の項目の「ホイルシールの表面だけを剥いで貼ってみる」
参照していただくことにしてここでは完成品画像を掲載します。ちなみに走らせる
つもりはないので内部の金具類は組み込まずグリスも差していません。

黒と赤の落ち着いた色彩です。
カウルやウイングは艶有りの黒で
塗装した後マークを貼ってクリヤーを
厚吹き、ペーパーがけしてコンパウンドで
磨きました。ホイールは透明感のある
樹脂で成形されていてちょっと
安っぽく感じたので白色で下塗りして
赤色を吹き重ねました。シャーシは
無改造で塗装もしていません。

タイヤはペーパーでパーティング
ラインを消そうと試みたのですが
案外段差が大きくケバも立つので
途中で諦めました。シールの加工は
模型製作の手法としては効果的ですが
走らせるモデルとしてのミニ四駆には
必ずしも必要とは感じません。
クリヤーがけもまた然りといったところ
でしょうか。走らせれば傷だらけに
なるのは必至ですから。

デカールやシールを貼るのは
慣れていないのでシワや浮き
だらけです。まあ次にやったら
今回よりはうまくいくだろうと
思っておくことにします。
マーク貼りにしろクリヤーがけや
研ぎ出しにしろせっかちにやろうと
すると雑になったり失敗しますね。
じっくり丁寧にやるのがやっぱり
一番のコツなのだろうと感じました。

カウルを塗装している時は思いのほか
小さいと感じましたがシャーシに乗せると
二回りほど大きくなった感じがします。

くまモンのフィギュアは塗装済みで
同梱されていますが前後のパーツの
合わせ目がそのままなので瞬着で
埋めてペーパーがけしてから艶消しの
クリヤーのみ全体に吹きました。
成形色が黒だったのときれいな顔の
塗装をそのまま活かすために黒色は
吹いていません。